雑記

国際結婚ってぶっちゃけどうなの?当事者がメリット・デメリットに迫る

巷の人

国際結婚って憧れる〜。なんの苦労もなく海外で暮らせるんでしょう?イケメンで紳士的で優しい旦那さんとハーフの子供とオシャレな生活?しかも自分も子供も自然に二か国語ペラペラになるなんて最高!

最近は国際結婚されている方々も増えて、珍しいことではなくなってきましたが
みなさんは国際結婚にどんなイメージがありますか?

私が“国際結婚をしている”と言ったとき一番多かったリアクションが↑上記のようなものです。このようなキラキラしたイメージを持たれている方が非常に多いです!


ですが実際は・・・

全然違います!

こんなに全力で否定すると、この人いったいどんな過酷な国際結婚生活を送っているの?と思われそうですが(汗)、もちろんメリットもあればデメリットもあります。

これから国際結婚する予定のある方、国際結婚したいなぁと思っている方の参考に少しでもなれば幸いです。

国際結婚のメリット

❶:異文化に触れることで視野が広がる


国際結婚は、いわば毎日が異文化交流!

一つの国の文化だけでなく、日常的に他国の文化に触れることは誰もが体験できることではありません。

相手の国の文化と日本の文化の両方を知り、生活の中に取り入れることができるのは国際結婚ならでは。しかもそれを日常レベルで体験できるのは国際結婚の大きなメリットと言える点ですよ。

しかも、今まで想像もしなかったような文化・習慣・考え方を知ると、これまで自分が”当たり前だ“と思っていたことがそうではないんだと気づかされることが多いです。

分かりやすいところでいうと、食事。それぞれの代表料理はもちろんですが、例えば“体調が悪いときに何を食べるか”とか非常に面白いんですよ。

生活スタイルでは、湯船につからないとか、食器洗いの洗剤を流さないとか、バレンタインは女性がチョコレートをあげる日ではないとか、小さいことでも数えきれないほどの違いがあるので発見の連続です。

結婚して10年近く経っている今でも、え!そうなの!っていうことは日常的に発生しています(笑)

そして、国際結婚を通して他文化の良いところを知ると同時に、日本の良いところや日本人としての誇りを再確認できることも、とても素敵なことだと感じます。

❷:世界中に家族や友達ができる


配偶者の家族、親戚、そして友人との交流はとても大きなものです。

国・地域によりますが配偶者が移民や他文化の多い国の出身の場合、その兄弟や親戚も国際結婚の可能性も高く、気づいたら世界中に親戚が!ということもあります。

現に私の夫の兄弟も国際結婚しているし、友人も国際結婚している人が多いです。

それから、国際結婚をしていると他の国際結婚カップルと知り合ったりする機会も増えて、気づいたら世界中に友達が!という状態にもなりやすかったりします!(実体験)

❸:外国語の上達


日本語を母国語として話すのは日本人だけですから、国際結婚をするとほとんどの場合自動的に“外国語を母国語とする人”が配偶者になるわけです。

旦那さん/奥さんが日本語ペラペラという場合もあるかと思いますが、母国語をまったく話さないという場合は少ないでしょうし、なによりあなた自身が「相手の国の言葉を理解して習得したい」と思うのであれば、配偶者から学ばないなんてナンセンス!

よく、海外留学をして現地の彼氏・彼女ができると、それまで片言だったのにメキメキ語学が上達した!という話も聞きますが、私もそれは本当だと思います。

私事で恐縮なのですが(笑)留学中に英語圏ではない人とお付き合いをしたことがありました(共通言語は英語)。

最初は何の知識もなく、旅行で訪れたことさえもない国の言葉だったのに、お付き合いして数ヶ月後にはけっこう話せるようになっていました。

ですので、国際結婚をしていてなおかつやる気があるのであれば、外国語上達の近道となることは間違いなしです!

❹:子供が2つの文化や言語を身につけられる


生まれたときから2つの言語と文化に触れることができるというのは、子供の将来的な可能性を広げるという意味でも大きなメリットになってくる点と言えるでしょう。

国際結婚をした夫婦の子供が必ずバイリンガルになるとは言い切れませんが、同国同士の場合と比べたら可能性は高いです。

また過程において、日常の中から習得することができるという点では利点になります。

価値観についても、子供が親のそれぞれの文化の良いところを吸収できたら最高ですよね。

将来的な選択肢という意味では、日本以外の国で勉強したい/暮らしたいという希望を叶えてあげることがしやすくなるかもしれません。将来は国籍の選択をすることもできます。


❺:嫁姑問題の回避⁉︎


これは思いっきり嫁目線になってしまいますが、かなり大きなメリットと言えるんじゃないでしょうか!!(笑)

私は夫と子供と日本に住んでいて、義父母はイギリスに住んでいます。

日本人の友人達と話していると、義母にまつわるエトセトラのオンパレード。

その度に「私は義母が遠い海の向こうだから、ラッキー⭐︎」なんて思ってしまいます。頻繁に会うことはないし、ちょっと「???」と思うことがあってもお互いに“そもそも文化が違うのだからしょうがないな!”となるので、義父母との関係が悪くなるチャンスがないのです。

連絡なしに家に突撃訪問されたり、自分の息子にちゃんとお袋の味を食べさせているかと確認されたり、保育園に勝手に孫を迎えに行ったり、盆暮れに帰省しろとかちっとも嫁の仕事ができていないとか嫌味を言われたり、しません!!!

私の義父母はありがたいことに、一切の干渉なしタイプ。

適度な気遣いはしてくれて楽しい人たちなのでとても好きですし、関係も良好です。ですが、もしスープの冷めない距離に住んでいたら…また違った関係になっていたかもしれません。

ですが、国際結婚でも相手の方の国に住んでいて同居されているパターンもありますので、これは日本に住んでいる場合にのみ適用されるメリットになりますね。

❻:夫婦別姓が可能


最近日本国内でも夫婦別姓に関する話題は多いと思いますが、今現在は原則として夫婦別姓は認められていません。

ですが、
国際結婚の場合はこれが可能です。

婚姻届を出す時に、どちらにするかを決めて提出します。

しかも、もし夫婦別姓にした場合でも婚姻届提出後 半年間であれば、簡単な手続きで同姓に変えることが可能なんです。※半年をすぎても正式な手続きを踏めば変更は可能です。

これって国際結婚されていない人にはあまり知られていないのですが、けっこう大きなメリットだと思います。


巷の人

イケメンの旦那さんについては書かれてなかったけど、イメージ通りのメリットばかりだわ。デメリットなんか本当にあるの?!

ではここから、デメリットについても見てみましょう!

国際結婚のデメリット

①:文化の違いの壁

メリットにもデメリットにもなり得るのが「文化の違い」。
違いを受け入れ楽しめる部分もおおいにあるのですが、結婚生活の場合はそれが高い高い壁になってしまうことがあります。

常識の違い。
習慣の違い。

どちらが優れているとかはありません。
生まれ育ってきた環境というのは非常に大きいものですよね。日本人同士の夫婦でも、お互いに譲れないポイントってあるんじゃないでしょうか。そしてそれが原因で喧嘩することも。

国際結婚生活では、お金の感覚や子育てについて、家事や仕事、そして人生に対する考え方までいろいろな点で文化的な相違がある可能性が高いです。

例にあげると、日本人特有のものとして、“察する”の文化でしょうか。

外国文化には察する文化はほぼ無いと言って過言ではありません

なんでも言葉で伝えないといけないのです。この察する文化は、日本人としては慣れていて心地よいのですが、これが原因で喧嘩や問題に発展している国際カップルが非常に多いように感じます。

余談ですが、私は仕事でも海外の人と多く接していますが、ビジネスの場でも「察する」ことを要求するのはNGです。たまに察してくれる人もいますが、稀だと考えて良いでしょう。

②:諸手続きが大変

海外に住む場合も、日本に住む場合も「外国人」となる方の手続きは大変です。

筆者のケースでは夫が「外国人」として日本に住んでいますが、外国人であるためにいろいろな手続きがややこしくなったり面倒になったりしています。

まず国際結婚のスタートラインである婚姻手続き。

日本人同士のものにくらべ、何倍も大変です。相手の国から出生関係の書類を取り寄せたり(外国人はもちろん日本に戸籍がありません)、書類関係の翻訳やら何やら・・・・

外国に住む場合は、ビザの申請もなどあります。
おそらくこの手続きがどの国に住んでいても大変になってくるものだと思います。

日本で子供が生まれた場合、子供の戸籍は日本人の配偶者の方に自動的に入りますので、そんなに大変な手続きはありませんが、相手の国への出生登録やパスポートの取得などは少々面倒な部分もあるかもしれません。

③:幼少期の思い出の共有がしにくい

個人的にけっこうこれは大きいですね。


例えば、小学校の時に流行っていたテレビや音楽などの、懐かしいネタの共感ができません(涙)それってけっこう寂しい〜〜〜〜〜!

最近の歌番組を見ていても、昔の曲って流れたりするじゃないですか。

CD全盛期の盛り上がを共感できないのです。寂しいです。

あとは、給食とか掃除当番とか学校帰りのカラオケとか・・・そんな些細なことですが、説明することはできても共感はできないのです。

幼少期や青春時代の思い出をシェアして楽しむことは可能ですけど、それはちょっと違うんですよね(伝われ〜)

年の差婚の友人も似たようなことを言っていたのですが、国際結婚の場合は「ああ、どっかで聞いたことある」とかいうレベルにもならないんですよね・・・。

④:帰省にお金がかかる

配偶者の出身がアジア圏の場合は、意外と北海道とか沖縄より安いよ?!ってことはあるかもしれませんが、平均的には非常に大きな出費になりますよね。

特に、長期の休みが取れる夏や年末年始は、航空チケットはピーク料金となります。

私の場合はヨーロッパ圏への帰省となり、直近の年末年始は1人あたり15〜20万円でした。

また子供が2歳未満は無料(座席なし)となりますが、それ以上になってくるとさらに料金がかかってきます

⑤:差別問題

日本に住んでいても外国に住んでいても、あります。

基本的には人種差別です。
差別のない社会が理想ですが、実際にはそんな簡単ではないんですよね・・・。

私は学生時代の留学や海外滞在経験の際も、夫の故郷に住んでいてた時も、何度もアジア人差別を受けました。イギリスでは日本人の少ない地域に住んでいたので中国人と思われての差別でしたが…。

一方、夫は現在日本に住んでいて、差別をされているとよく感じています。

外国人だから◯◯、という一括りにされたものが多く、日本語がわからないと思われて心ない言葉を投げられてしまうこともあるようです(私がいる前では起こりません)。

国際結婚をしているということだけで差別というか、国際結婚だからああだ、旦那さんが外国人だからどうだ、などと決めつけれたり偏見を持たれることも少なくありません。

私自身は気にしていませんが、夫は傷ついていることがあります(汗)

また、子供が生まれた場合は子供への差別も懸念ポイントとなります。

巷の人

意外とデメリットもあるのね。でもそんなデメリットも紳士で素敵な旦那さんがいれば乗り越えられるんじゃないかしら??

「外国人夫=優しい」は壮大すぎる幻想である

外国人の旦那さん=優しい

と思われている方は多いと思います。私も国際結婚をしていることでほぼ100%そんな感じのことを言われるのですが、声を大にして言いたいのは

んなこたぁない(タモリさん風)

いや、実際優しい人もたくさんいるでしょうし、そうでもない人もいるでしょう。


ですからとても簡潔かつ的を得た言い方をすると

人による。

ってことですね。
日本人でも同じです。優しい人もいればそうでない人もいるでしょう。
寡黙な人もいればおしゃべりな人も、真面目な人もいればいい加減な人もいる。

ある程度の国民性はありますが、世界中どこでもいろんな人がいる、それだけはお分かりいただけると良いと思います。

国際結婚のデメリットを乗り越えるのに必要なもの

コミュニケーション

国籍・人種関係なくコミュニケーションは人間関係の基本です。

夫婦関係の壁にぶち当たったとき、いや、そうなる前に日頃からコミュニケーションをとって問題が大きくなるのを防げると良いですよね。

先にも書きましたが、「言わなくてもわかるだろう」「察して欲しい」はしないようにしていきたいですね。

理解しようとする気持ち

人間は共感を求める生き物です。

国際結婚生活では、共感できない場面も少なくないと思います。

でも、お互いの文化や考え方を否定したり拒絶する前に、理解しようと思う気持ちを持って接していきたいですよね。

世界の人口77億人の中で、奇跡的に出会って結婚した相手なのですから。

まとめ

上記をふまえ、一番いいたいことは・・・・

基本的には日本人同士とまったく変わりません!
メリット・デメリットは日本人同士の結婚よりも分かりやすい部分はありますが、結局は人間同士の関係です。

えるかり

最後までお読みいただきありがとうございました!

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