英語にも赤ちゃん言葉や幼児語があるって、知っていましたか?
日本語でも、赤ちゃん言葉ってすごくかわいいですよね。
英語でも同じように、大人から子供に語りかけるときに幼児語を使うことがあります。
まずは単語からでも気軽に使って英語で子育てしていきましょう!
今日紹介する表現は、使いこなせるようになったらネイティブ感がアップする、自然な“幼児用の英単語”です!
幼児語って、例えば犬ことを“ワンワン”、靴のことを“くっく”と言ったりすることかな。うちはMommy(ママ)は日本語の幼児語、Daddy(パパ)は英語の幼児語を使っていることがあるから、僕は両方使っているよ〜!
目次
家族の呼び方

日本語 | 英語 |
ママ、かーか | mummy, mama |
パパ、とと | da-da, daddy |
ばぁば、おばあちゃん | gran, grandma, nana, nanny |
じぃじ、おじいちゃん | granda, grandpa, papa |
おばちゃん | auntie |
※イギリスとアメリカでは単語のスペルが違います。私が普段聞いたり使ったりしているのはイギリス英語なので、mommyではなくmummyなどのスペルになっています。
お母さん、ママ
日本語ではなかなかお母さんと言いにくいので、ママ、かーか、などから始まるお子さんが多いでしょうか。
英語でママはmother。通常は’mum (mom)’を使います。これが幼児語になると mummy (mommy)や、日本と同じmamaになります。
Mは母国語関係なく、赤ちゃんが発音しやすい音なので、一番初めの発語がママ、mamaだったケースも多いようです。
お父さん、パパ
こちらもママと同じく、パパのPの音は喃語でよく現れる発音しやすい音です。
英語で父親はfather。子供がお父さんを呼ぶときは’Dad’’Daddy’あたりがいっぱんてきです。幼児語で一番多いのは’da-da’ですね。ダディは少し言いにくいようです。
ちなみに周りのバイリンガルベビーたちもほぼ’da-da’から始まっていましたし、うちの息子も例にもれず’da-da’、ほどなくして’daddy’に移行しました。
Dの音もM、Pと並んで発音しやすいので、うちの息子の場合はmamaよりも先にda-daが出ました(ママちょっと寂しかった・・・)
ちなみに注意してほしいのが、日本語ではパパですが英語でpapaはおじいちゃんの意味です。
おばあちゃん、ばぁば
おばあちゃんについては、アメリカとイギリスで結構違うんですよね。
まず、おばあちゃんは英語でgrandmother。
英語ではgran(グラン)やgrandma(グランマ)が一般的ですが、米語ではnanaやnannyが使われています。
特にこだわりのない方は、お好きな方を使ってください。
ちなみにうちの息子は1歳の時から”グランマ(rがうまく発音できないのでグヮンマ)”を使っています。
おじいちゃん、じぃじ
英語でおじいちゃんは’grandfather’です。パパのdaddy同様、fatherが呼び名として使われることはなく、grandda(グランダ)、grandpa(グランパ)、papaが多いでしょう。
パパのところでも書きましたが、英語でpapaというとおじいちゃんになってしまいます。
息子はgrandda(グランダ)を使っています。
おばさん、おばちゃん
英語でおばさんはaunt(カタカナでは表現しづらいですが、強いて書くならアントでしょうか)です。
これが幼児語になるとauntie(アンティ)となります。語尾が伸びてかわいいんです。
ここでのおばさんは親戚のおばさんのことなのですが、パパママのお友達など“おばさん”的存在の人のこともauntieと呼ぶので、おばさんの総称としてauntieは覚えておくと便利です(笑)
ちなみに使い方はauntieのあとに名前をつけてaunite Mary(メアリーおばさん)、という感じです。
兄弟は?にぃに、ねぇね のような英語はある?
日本語ではお兄ちゃん・お姉ちゃんをなかなか言えずに、幼児語でにぃに・ねぇねと言われたりもしますが、英語でもあるのでしょうか?
答えはNO。
英語圏では、兄弟間では名前で呼び合うことがほとんだからです。
年上・年下関係なくです。いとこなどの場合も同じで、名前で呼び合うことがほとんどです。
生活で使う言葉
ベッドタイム

パジャマ
jammies
pajamasのpaが消えて最後を伸ばしてjammies(ジャミーズ)に。
おやすみなさい
night-night
食事中

おなか
tummy
おいしい
yummy、num-num
おなかとおいしいを合わせて、yummy, yummy in my tummy!というフレーズもよく使います。
ヤミーとタミーが韻を踏んでいる感じでゴロが良く使いやすいです。
まずい
yucky
まずい以外に、キモい!などにも使えます。息子は鼻水が出ると自分で「yucky!」と言っています(笑)
夕食
din-din
トイレ関係

おしっこ
pee, pee-pee, wee-wee
うんち
poo, poo-poo
上記二つは、大人でもけっこう使いますね。
トイレ
potty
その他のフレーズ
イタイのとんでけ〜
pain pain go away!
いないいないばぁ!
peek-a-boo!
おっと!
oopsy daisy!
Oops!はよく知られていますが、このOopsy Daisy!はどちらかというと大人が子供に対して使う表現です。イギリスでは普通によく耳にしてました。これはイギリス英語みたいですね。
動物や乗り物

犬
doggy, puppy
猫
Kitty
馬
horsey
ぶた
piggy
電車、汽車
choo-choo
単語の最後に-yや-ieなどをつけると、あら不思議!
かわいい赤ちゃん言葉になったりします。もちろんすべての単語に適用できるわけではないですが、参考までに✴︎
赤ちゃんに関係する物の英単語

ベビーカー
pram(イギリス)、stroller(アメリカ)
ベビーカーでも英語としては通じなくはないですが、赤ちゃんを乗せるものではなく“赤ちゃんが乗る(おもちゃの)車”という感じがしますね。
抱っこ紐
(baby) carrier
チャイルドシート
car seat
おしゃぶり
dammy(イギリス)、binky(アメリカ)、parcifier(アメリカ)
スタイ
bib
日本語ではよだれかけ・スタイ・エプロンなど色々な言い方がありますが、英語ではだいたいがbibで片付いてしまいます。
粉ミルク
formula
おむつ
nappy(イギリス)、diaper(アメリカ)
おまる
potty
歯固め
teether
こう見ると、アメリカとイギリスで違う単語が使われることがありますよね。
アメリカに住んでいる友達と話しているとお互い「???」となることがあります(笑)
特におしゃぶりは、お互いに「え…それおしゃぶりのことだっけ?」と確認してしまいました。
まずは気軽に親子で使ってみよう!
ママやパパが文章でいきなり英語を話し始めたらちょっと驚いちゃうかも?!
最初は単語から、そして乳幼児が発音しやすい幼児語から取り入れてみてはいかがでしょうか。
今回紹介したものはとてもベーシック且つ実用的なものですので、すぐに使っていただけると思います。一緒にバイリンガル育児、楽しみましょう!